南海トラフ地震に備えてサバイバルテクニックを身につけよう
政府地震調査員の発表では、今後30年で南海トラフ地震が発生する確率は80%になるそうです。
いつ、大地震がきてもおかしくない状態。
地震で水道・電気・ガスなどのインフラが崩壊しても、しぶとく生きていこうと思い、サバイバルテクニックの知識を得ます。
アウトドア・サバイバル・テクニック 赤津孝夫 著 地球丸

序章 野外で生きる
ガスも電気もない状態で、いかにして生存していくか。
やはり、日ごろからアウトドアを嗜む人はアウトドアグッズを持っていて、それをうまく使いすと思うので、野外での生存率は高そう。
また、野外ではかなり体力を消耗する。
強靭な精神力が体力を支えると本書では書かれています。
そして、今までの経験・野生の感・感性を磨く必要もあり、小手先だけのテクニックではサバイバルを生き抜くことは難しいと。
まずは、野外で生きるためのマインドセットからはじめよう。
本章 サバイバル12のキーワード
本章はサバイバルに必要なキーワード12個を一つ一つ解説しています。
- 歩く
- 着る
- 食べる
- 火をおこす
- 切る
- 結ぶ
- 眠る
- 灯す
- 測る
- 備える
- 守る
- 知らせる
私はナイフに興味があるので”切る”という項目が気になります。
- ナイフは使いこなしてなんぼ、自分の手に合う一生モノのナイフを手に入れよう。
- ナイフを持つなら魚くらい捌けるようになりたい。
- ナイフが無ければ自分で作る
- 常に刃鋭い刃を保つシャープニング方法
このようなことが書かれていました。
一生モノのナイフを手に入れるのは憧れる、道具は使ってなんぼ、魚くらいなら捌けたほうがカッコいい。
石器時代は動物の骨や石を削ってナイフを作っていたらしい。
災害時には、超便利アイテムのナイフを絶対に手に入れようとする心構えも必要だ。
また、メンテナンスも重要。
なまくらナイフは使い物にならない。
付章 アウトドアでの教訓を都市災害に生かす
最後の章では、阪神淡路大震災などの災害で得た教訓・都市災害で役立つサバイバルの知恵と道具の紹介をしていた。
また、都市災害にあった場合の心構えや備えておきたいものも紹介されていました。
実は私、数年前に洪水の被害に遭い、電気は数日で復帰しましたが、水道が数週間使えませんでした。
その時は、大変困りましたね。
季節は夏だが、水道が出ないので簡単にお風呂にも入れない。
当時は庭で火をおこし、井戸水を沸かしてお風呂に溜めて、凌いでいました。
そのような経験があるので、南海トラフ地震への備えをいつも頭の片隅に置いています。
