ブリが釣れない
正確に言うと忘年会やらなんやらで忙しく釣りに行けない。釣りに行けそうな日でも海が荒れて船釣りできない状況。
沖は波が高いので近場でタイラバ するが、さすがにタイもあまり釣れない時期になった。ホウボウは釣れる。案外型は良い。
そんな中12月17日の新聞を読んでいると気になる記事があった。
豊後水道でクロサバフグが大量発生し、太刀魚の仕掛けを食いちぎって被害が出ているようだ。
被害総額は3000万円超との事、穏やかでは無い。新聞の写真を見る限り漕ぎ釣り(トローリング)の仕掛けのタコベイトがクロサバフグに食いちぎられているようだ。それだけではなく一本釣りの仕掛けも切られている模様。
本来クロサバフグは太平洋沿岸や東シナ海などの暖かい海流に生息しているが例年より海水温が高いため豊後水道に入り込んできた可能性があるらしい。
クロサバフグ、実は食べると美味しい。身に毒は無い。
サバフグはシロサバフグ、クロサバフグ、そしてドクサバフグがよく釣れる。クロサバフグとシロサバフグは食えるが、字の如くドクサバフグは有毒で食えない。
シロサバフグは尾びれの下側だけが白く、クロサバフグは尾びれの両端が白い。
ドクサバフグの見分けかたは頭部から背びれまでトゲがある。シロサバフグは胸びれあたりまでしかトゲがない。
しかしながら、いずれも個体差があるため見分けがつかない微妙なサバフグはリリースするに越した事はない。
サバフグの唐揚げや鍋は絶品である。
という事でクロサバフグの大量発生、狙いに行くか…
※この写真のフグはクサフグかショウサイフグ。食えないと思う。